「壁の中」から

むかしblogtribeにあったやつのアーカイブ

weblog

別ブログ開設

このブログが更新できないあいだに、はてなでIDとって別ブログを開設してみました。Close to the Wallとりあえずここを「本家」として、むこうでは聴いた音楽関係と雑記とこっちで一つの記事にするには短い本の感想とかを投稿してみたりしています。はてな、…

2006年 もっとも聴いたCD5枚

本のベストを知りたい人はブログをさかのぼってもらうことにして、ちょっと音楽関連のことを書こうと思う。2006年とか言いながら、今年の新作は一枚だけだけれど。最後の方は文字数制限のせいで駆け足だけれど、IonaについてはボックスセットがHMVから届いた…

佐伯ツカサ寄稿、切通理作著「サンタ服を着た女の子」刊行記念パーティ

サンタ服を着た女の子―ときめきクリスマス論作者: 切通理作出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/12メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (4件) を見る新宿ロフトプラスワンで切通理作さんの『サンタ服を着た女の子〜ときめきクリスマス論』…

「迷宮礼賛 ボルヘス没後二十周年記念 アルゼンチン文化の夕べ」

主催::ボルヘス会文学フリマでThornさんに誘われたボルヘス会主催のボルヘスイベントに行ってきました(七日前に)。Thornさんのレポートがすでに書かれているので、そちらも参照。まあ、熱心な読者とはいえない私めがそんな立派なボルヘスイベントに参加す…

第五回文学フリマ参加の記

先日11月12日に行われた文学フリマに参加してきました。無事本も間に合い、大過なく終了しました。当日お越しいただいた方、ありがとうございました。 売れないので午後には二百円に値下げをした。初期価格で買った人には申し訳ない。 写真右端のところ、人…

第五回文学フリマ

数ヶ月ぶりの更新になります。お久しぶりです。どうでもいいことですが、この記事で当ブロブ通算百記事目です。フリマ公式サイトでブース一覧が発表されたり、栗山光司さんのブログに紹介されたりした(栗山さんありがとう)ので、ご存じの方はいるかも知れ…

等価交換原理の効用

私の先日の記事についてkawakitaさんから返事がありました。いくつか疑問があったのでコメント欄で質問し、その回答をいただいたのですが、その返事をすると長くなりすぎてしまうので、返答を以下に述べようと思います。以下の記事はhttp://d.hatena.ne.jp/k…

内田樹の言説の批判的検討・2

前回の続きです。 ●贈与をどう考えるかさて、「贈与」ですが、この語については、内田氏および荒井さん、kawakitaさんそれぞれでどうも定義がかなり違っているようなので、ややこしいことになっているようです。そもそも、kawakitaさんは贈与を「対価が得ら…

内田樹の言説の批判的検討・1

先日の内田氏への批判について、kawakitaさんからトラックバックをいただきましたので、以下の記事に応答することにします。直接批判するわけではなくて、どうも「誤読によって仮想的を批判している」内田批判派のひとり、という以上には言及されてはいませ…

「死ぬということは偉大なことなので」 ――杉作「与那国」

大学からの友人であり幻視社同人でもある杉作氏の自主制作ドキュメンタリー映画「与那国」が、来る三月十八日、渋谷のイベント会場において上映されるそうです。(3/11表記等修正)「ねりけしクッキング」より ずいぶん前から撮っていると言うことを聞いてい…

廃墟探索記二篇

9月と10月に立て続けに廃墟探索を敢行したのだけれど、フリマもあって記事にするのを放置していたのをアップしました。写真が多くてブログにアップするのは面倒なので、幻視社のサイトの方にアップしています。リンク先に本文があるので、そこから行けます。…

第四回文学フリマ参加報告

今回はデジカメを忘れた私にかわって、エンドケイプさん撮影の写真を使わせて貰っています。注意! 今回の「幻視社 第一号」において印刷ミスで乱丁が発生しています。 「魔法少女テロルちゃん」におきまして、1、2ページが3、4ページの次に来てしまって…

第四回文学フリマ

今年の第四回文学フリマに、幻視社として参加します。 フリマ公式サイト注意! 今回印刷ミスで乱丁が発生しています。 「魔法少女テロルちゃん」におきまして、1、2ページが3、4ページの次に来てしまっています。 35ページからの上記作品においては3…

廃村と甲府2

で、ここで入ったファミレスが、ものすごい雰囲気だった。店はガストで、ただのチェーンファミレスなのだが―田舎、というと失礼なので地方都市と呼んでおくが―地方都市の人間環境がどういうものか如実に見た思いだった。店は普通、しかし、休日の夜と言うこ…

廃村と甲府1

ブログらしく、旅行記でも。先日、長野まで旅行に行った。旅行、というよりも「腐った田舎」が大好きだ、という馬(このブログのどっかにコメントつけてる)の発案になる行き先不定のカードライブであって、どこに行くわけでもなく、いつ帰るかも決っていな…

新海誠「雲のむこう、約束の場所」を見た

雲のむこう、約束の場所 [DVD]出版社/メーカー: コミックス・ウェーブ・フィルム発売日: 2005/02/17メディア: DVD クリック: 125回この商品を含むブログ (463件) を見るほぼ個人で「ほしのこえ」という短篇アニメを作り、一挙に知名度上がった新海誠の長篇劇…

第三回文学フリマの同人誌感想「残心」「短編連作『幻魚水想記』

文芸白菜「残心」 和綴じ本でかなり凝った作りをしており、手間がかかっているのにもかかわらず二百円という値段だったため、その場で買ってみた。貸していて、ちょっと今手元にないので写真はなし。東洋大学の文芸サークルとのこと。三篇の小説が収められて…

第三回文学フリマの同人誌感想「Ultra Sonic Bicycle」「零文学」

お隣さん第二弾。 エキゾチックケッタマシーン「Ultra Sonic Bicycle」 こちらは文庫本サイズで、きちんとカバーまでついている。60ページの本なのでカバーがちょっとあまり気味なのはご愛敬(薄い岩波文庫を思い出す)。ただ、本文の字組が読みづらい。字そ…

第三回文学フリマの同人誌感想「早大文学」「太平洋プロジェクト」

文学フリマでは、かなり目立っていた東浩紀、大塚英志的な文脈のものやはてなダイアリー系のものは避けて同人誌を買った。文学フリマの素性からしてそういうものが目立つのは当然だけれど、まあ、ひねくれてみた。全く知らない人の創作小説とかをできるだけ…

第三回文学フリマ終了

サークル初結成、即売会初参加だった第三回文学フリマ開催終了。 今回はほとんど告知もなく、著名人がいるわけでもない状況でおおよそ二十部売れました。 買っていった皆様、改めてどうもありがとうございます(とはいっても、ここを見ていない気が)。 六十…

明日は文学フリマです

同人誌が到着した。結構イメージ通りの出来か。 二千いくらか上乗せして特色印刷してもらっただけはある。 黒ベタがはげてしまっているものは会場に持っていかないでストックしておくことに。 約十キロの六十数部。注文部数は五十部だったのだけれど、なぜか…

第三回文学フリマ

もうちょっと早く告知するべきだったのだけれど、十四日秋葉原で行われる第三回文学フリマに参加します。私と同じ大学の小説書き同士で作った「幻視社」という即席サークルです。サークルのページがありますので、興味のある方は、文学フリマのサイト共々の…

ブックマークを更新

●疲れた。「壁の中」についてだけで四十枚近く書いていた。しかも、同じことの繰り返しと、纏め切れていない論旨。卒論を提出したとき、教授に、論文と言うよりはエッセイのようだというようなことを言われた覚えがあるが、昨日のもそんな感じに終わっている…