「壁の中」から

むかしblogtribeにあったやつのアーカイブ

ブックマークを更新

●疲れた。「壁の中」についてだけで四十枚近く書いていた。しかも、同じことの繰り返しと、纏め切れていない論旨。卒論を提出したとき、教授に、論文と言うよりはエッセイのようだというようなことを言われた覚えがあるが、昨日のもそんな感じに終わっている。つくづく、論理的思考ができないことを思い知る。

まだ、このブログに何を書こうかよくわからない状態だけど、オープニングセレモニー代わり、つまり開設理由たる「壁の中」解読は一段落させたので、ここいらで気軽に更新することにする。


●右下のブックマークから一覧に飛べるとおり、私はbk1というオンライン書店に、king名でよく書評というか、レビューというか、感想を投稿している(いまはちょっと書いてないが)。bk1は読者書評を特に重用しているオンライン書店で、amazonよりもレビューの文字数が多く、書評コーナーを特別に設えてもいる。そこでは、毎週の優秀レビューを選定し、三千円分のポイントがもらえることもあり、私も二度ほど選ばれたことがある(一番最初に書いたレビューがいきなりそれに選ばれたりもした)。それで、去年の秋頃には「書評の鉄人」という、bk1が認めるレビュアーの称号をもらったりもした。選ばれてもポイントはもらえなかった。

まあ、それに気をよくしてつらつら八十冊をこえる本について書き散らした。一冊について1600文字、つまり四枚が制限で、だいたい制限いっぱい書くので、三百枚くらいの分量をbk1に投下したことになる。

私的に本の感想を書くよりも、読まれることを前提にしたものを書いた方が身が入るだろうという目的で書きはじめたため、ある種、紹介よりも自分なりのその本への考えをまとめることを優先して書いている。それはここに書いている後藤明生についての文章とも同じ路線ではある。そのぶん、リーダブルとはいえない文章になってしまっているとは思う。

で、bk1では文字数制限もあり、一冊ずつというかたちのため、そこでは書ききれないことも多い。というわけで、ブログをはじめることにしたわけである。ブログならいちいちhtmlをいじってFTPでアップしたりする必要もないので、楽に更新できるという算段だ。いやあ、楽だ。普通の日記CGIだと、二千文字制限とかだったりして、文章を分割するのが面倒で結局イヤになってしまったが、ここなら、一度に四千文字投稿しても全然大丈夫のようで、喜ばしい限り。


●ブックマークを更新。

とりあえず友人の二人のサイトにリンク。
日々いろいろな文学賞にむけて執筆中のM子さんのサイト、というか掲示板。
ウォッカプール
http://jbbs.shitaraba.com/sports/15002/

クラシック、映画に強いふるたこさんのサイト。
映画評やクラシック評がたくさんあります。
・反形式主義ショスタコーヴィチ研究会
http://www.h7.dion.ne.jp/~furutako/


栗山光司さん:♯葉っぱがアフォード♪阿呆ダンス♪♪
http://kuriyamakoji.blogtribe.org/
直接の知人ではないのですが、ブログで私の書評を取り上げてもらったりしたのを切っ掛けに、ちょこちょこお邪魔させてもらっています。栗山さんは、bk1のレビュアー同士で、書評の鉄人同士でもあります。またbk1つながりで「熱い書評から親しむ感動の名著」という書評アンソロジー本があって、これに書いているという繋がりだったり。昭和十九(1944)年生まれの人にも拙文が読まれているということに、ネットで公開すると言うことの面白さ、広がりを感じた。
栗山さんのもうひとつのブログ
人印の歩行器
http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/