「壁の中」から

むかしblogtribeにあったやつのアーカイブ

明日は文学フリマです

同人誌が到着した。結構イメージ通りの出来か。
二千いくらか上乗せして特色印刷してもらっただけはある。

黒ベタがはげてしまっているものは会場に持っていかないでストックしておくことに。

約十キロの六十数部。

注文部数は五十部だったのだけれど、なぜか七十部来ていた。
料金は五十部のままだったし、明細にも五十部と書いてあった。
表紙の黒ベタや、二色刷のあわせがうまくいかなくてたくさん刷ってしまった分をおまけにしてくれたのかも知れない。単にサービスなのかも知れない。休みが明けたらちょっと聞いてみよう。

あればあったで困るわけではない(百単位で余るなら話は別だろうが)から、ありがたい。友人知人に配っても大丈夫なだけはあるだろう。当日どれくらい売れるかはわからないが。

見直してみたらいくつか誤記があった。(違うエディタから貼り付けたときの)改行ミスやら、記号のあとの一字空けがなかったり、ぽつぽつある。痛恨。

それといま、大学の卒論で書いた後藤明生論を読み返している。明日の文学フリマに持っていこうと思って、多少直しを入れている。自前のプリンタで印刷してホチキスで留めるという簡便なものを、数部持っていこうと思っている。置いておけば、一人か二人は欲しい人がいるのではないかと思って。今読み返してみると、かなり荒い。いまなら言わないだろうことが書かれていたり、文体がその当時読んでいた論文に引っ張られすぎていたり、論旨そのものが今見ると全部削除だ、というようなものもあるが、大略そのままにしておくことにした。これを今書き直していたら、とてもじゃないが間に合わない。後藤明生論の部分だけを抜き出しても、六万字以上ある。これをなんとか四十頁以内に収めるため、頑張っています。

いま着実に印刷中。レーザープリンタのパワーを実感。B5に8ポイントの字を二段組みで二千文字超詰め込むというものすごい行詰めぶり。かなり読みづらい、と思う。

幻視社のサイトの方を少し更新。メンバーの近況欄と掲示板を設置した。
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