「壁の中」から

むかしblogtribeにあったやつのアーカイブ

2004-09-16から1日間の記事一覧

後藤明生「壁の中」つづき

●「贋地下室」昨日のを読み返してみるといってることがバラバラで意味不明っぽい。纏めなおしてみる。ドストエフスキー「地下生活者の手記」という作品は、ゴーゴリ「外套」の九等官が、六千ルーブリ(十年間暮らせる金)を得たことで現実世界のリアリズムか…

後藤明生「壁の中」

壁の中作者: 後藤明生出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1986/03メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (5件) を見る後藤明生が延々五年間文芸誌に連載し続けた1700枚の長篇小説。 二部構成で、第一部では大学講師の生活と、友人Mにむけた…